
ボージョボー人形が伝わるチョモロ族とは、正式にはチャモロ人といい、
北マリアナ諸島に住む先住民族です。
北マリアナ諸島には、チャモロ人とカロリニアン人という2種類の先住民族が
居住していました。16世紀に諸外国との交流が始まる以前は、
チャモロ系の単一民族が北マリアナ諸島に居住していたのだそうです。
大航海時代以降、ヨーロッパ人が入ってきて、先住民族であるチャモロ人は
姿を消していきました。キリスト教文化に駆逐され、伝統文化や宗教も、
大きく姿を変えてしまいました。
それでも、チャモロ語をはじめ、古代からの伝統や習慣は今も残されて
いるのだそうです。
ご存知のとおり、第一次世界大戦中には日本の委託統治下となり、
多くの日本人が移住しています。
その後、サイパンは戦場になり、日米の激戦がおこなわれたため、
多くの犠牲者がでました。
このように、民族として、さまざまなつらい歴史をもちながらも、
独自の伝統を保ち続けたチャモロ人の、願いがこもった人形。
それがボージョボー人形なのだと思うと、ボージョボー人形は、
たくさんの願いがこめられた、人々のお守りなのだなあ、
ということを、あらためて感じざるを得ません。
→■ボージョボー人形の使い方
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